スイングトレードは1回の取引に数日から数週間ほどかける長期トレードスタイルです。
ポジションを保有時間が長いため、1回のトレードで大きな利益を狙うこともできます。またスイングトレードでは基本的に4時間足や日足など大きな時間軸でのチャートを見ることが多く、最低1日1回程度のチェックだけでも問題がないので、時間のないサラリーマンや忙しい主婦の方にも取引しやすいかと思います。
ただし、FX初心者の場合はスイングトレードだけをしていると、取引回数も少なくなることからFXの上達が遅くなってしまう傾向があります。
その結果、大きな利益を狙うが余り損切りが遅れてしまうことや、無計画なナンピンをしやすくなります。スイングトレード1回の損益が大きくなるのでリスク管理には十分に気を遣いましょう。
スイングトレードは実は利益の出やすいスタイル
スイングトレードはFXのシステム上、最も利益の出やすいトレードになります。
もちろん人それぞれの性格やスキルによってどのトレードスタイルが最適かは変わってきますが、1番有利なのはスイングトレードです。なげならスイングトレードは「スワップ」は多く受け取り、「スプレッド」による取引コストは少なくて済むトレードスタイルだからです。
というのもFXではスワップ運用だけでも年間10%ほどの利益を確保することも可能になります。さらに当然値動きによる利益もありますのでうまくいけば年間100~200%の利益もありえます。
当然のことながら長期保有すると為替の変動リスクは高くなりますが、スワップによる利益がある以上有利な取引ができることには変わりありません。
逆に、ドル円を売りから入るなどスワップを支払うような取引もありますが、FXではスワップが損失になるような長期取引は避けるのが基本です。次にスプレッドですが、デイトレードのような1日に何回も取引を行うようなトレードスタイルと比べ取引コストは格段に安くなります。
スイングトレードでは数日に1回ほどのエントリーが基本になりますので取引コストをさほど気にすることもないでしょう。
スイングトレードはトレンドフォローが基本
スイングトレードは上昇、もしくは下降トレンドのフォローが基本で、うまくトレンドに乗ることができれば大きな利益が見込める手法です。
実際にトレンド相場の底から天井までを狙うことは難しいですが、このトレンドの間を狙って取引をすればどこでエントリーをしても利益が出ます。
為替相場にはトレンドと横ばいの2種類の動きしかなく、トレンド発生と終了を見極める力は必要になりますが、慣れてくれば自信を持ってポジションを持てるようになります。
しかし為替相場では予期せぬ急な変動もありますので、自分の予想が外れた場合に大きな損失にならないよう、常に損切り注文を入れておくようにしましよう。